私と猫二匹と旦那

その時の趣味と時々シャウト。

借りてた本が先

薬指の標本 (新潮文庫)人のセックスを笑うな (河出文庫)
会う約束ができると、その人から借りた本に手をつける。もともと本は読む方だが、うつ病と活字は非常に相性が悪く、読めない時期が続いた。今はまあ読めるがスピードは前の3割ぐらいか。
とりあえず二冊読み終わり。これから、友人からの差し入れを読む。誰かのブログで見て気になっていたら、ピンポイントで送ってきてくれた。「執事モノ」で括ったら多分彼女は憮然とするだろうが。

彼女に言わせるとこのシリーズの装丁は良いそうだ*1。私もこだわることが多くて大変そうだと言われるが、彼女には完全に負けている。
ジーヴスの方を先に読んでいて、約束が出来たので軽い二冊を先に読了した。二冊ともなかなかおもしろかった。貸してくれたのは若い女の子。


ジーヴスの事件簿」に問題があるとすれば、緑のグラデーションで美しくきちんと作られた本なのはいいんだが、きちんとしているのでしおりがあるということだ。
新人猫がこれに飛びつく飛びつく。ちょっと前のイギリスの雰囲気に浸る前に毛玉が目をきんきらにして体当たり。
猫が寝ていないと読めない本というのもなかなかいいと思う。

*1:駄目な装丁のものもある、と。