- 作者: 大島弓子
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/09/22
- メディア: 単行本
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大島弓子のサバシリーズも好きだった。最後は悲しすぎて描けなかったのか、このグーグーのシリーズの最初で描かれていた。
ちょっとネタばれなので反転→生き物が与えてくれる喜びは、寿命が違うから仕方が無いんだけれど、最後はやっぱり悲しい。でもグーグーとの別れは充実したものだったんじゃないかと思う。お刺身食べて、指を握って、15年余の幸せな時間をグーグーは過ごしたと思うし、大島さんには猫の群れを与えてくれたと思う。サバのときは他の猫は受け入れなかったけれど。
HIVポジティブの子を隔離せずに自分の群れと混ぜたのは信じがたい。他の子が大丈夫か心配。もう読めないし、なかなか続きを書きそうにもないし。ブログとかやりそうにもない。
でも、多分、それでも飼われている猫たちは、野良でいるより気楽に長生きすると思う。それは、絶対に。
我が家は二匹で精一杯だけど。
尻癖の悪い子が全然出てこないので、お互いで教えあったりしてるのかしらと思ったが、そうでもなかった。やっぱりいるんだなあ、やわらかいとこにする子。私が係わった猫はみんな尻癖が良くて、苦労したこと無いんだけれど、最近姫が時々抗議行動でお風呂の排水溝におしっこする。動物と暮らすことは排泄物さえ大変じゃなければ、ホントに喜びの多いものだと思う。
最後が悲しいのは仕方が無いけれど。
でも、飼えるうちは、飼う。獣が生活スペースにいる喜び。