尼僧ヨアンナ

尼僧ヨアンナ [DVD]

結構前に撮ってあって見てなかったんでみた。思いのほかの拾いもの。おもしれー。
ポーランドの尼僧院で悪魔つき事件が起きて、神父を送り込んでも送り込んでも祓えない。どうやらそのうち一人はヨアンナと姦淫の罪を犯して火あぶりになったらしい。そこに主人公神父スーリンが。もちろん陥落してしまい、彼女にした必ず助けるという約束もが彼を縛り。
なんで面白かったのかと考えてみると、ワタクシが宗教ネタが好きだってのと、その他の尼僧の踊りっぷりがめっちゃ雑でそこがいいっつーか。誉めてないな。
ストーリーは単純でなるべくしてなる感じなんだけど、カメラワークなんかも1960年に頑張ってみた感じなんだけど、ポーランドの修道院のイメージってこんななんだ〜、とそこはよかった。コレに出てる役者さん、ほとんど亡くなってるんだろうなあ。
ヨアンナが最初に悪魔つきになるシーンはなかなか鳥肌が立った。尼僧たちが失敗したエクソシストの最後で地面に倒れ伏すシーンが、まるで白い十字架が落ちているようで怖いけれど美しい。スーリンとヨアンナが洗濯物干し部屋で二人して自らを鞭打っているシーンは、今のもろエロには無いエロさがあった。門番の尼僧がコケティッシュでかわいい。馬鹿だけれども。