私と猫二匹と旦那

その時の趣味と時々シャウト。

アールグレイを比べてみた

アールグレイが好きだ。飲み物の第一候補は、アールグレイのアイスミルクティの甘くない奴だ。
そんな私に友人やみぃがいろんな種類のアールグレイを贈ってくれた。誕生日だった。
やっと昨日全部味見できたので、飲んだ順に感想を。

  • Tea Boutique H.R Earl Grey New York

癖が無い花の香り。アールグレイではない感じ。花茶、かな。茶としては一番うまかった。

  • KHORA Earl Grey

ベルガモットベルガモットしている。茶としてうまい。

  • 三国屋 Earl Grey

茶としてすごくうまいし、イメージするアールグレイに近い香り。

  • Whittard of Chlsea Earl Grey

うまく入れられたのが一回だけだった。その時は美味しかったが、その他の時は茶の味が弱かった。

  • Hediard Hediard Blend

アールグレイっぽいがなんかちょっと違う。花茶でもないし、何かフレーバーティ。これはこれで美味しい。

アールグレイらしいベルガモットの香り。茶葉とのバランスもいい。これはワタシ的に「ぽい」。

なんか、思ったよりすごくおいしかった。香りとお茶の味のバランスがいい。


というわけで、一番は三国屋、二番が紀伊国屋という結果になった。ティーパックのは下手すると一番だが、一度にたくさん入れるのが面倒なので一応番外。


これだけいろんな種類を飲んでみてわかったことが二つ。
まず多分私の舌はトワイニングアールグレイ(それも一番スタンダードな奴)にチューニングされているなということ。
なのに、トワイニングにはもう飽きちゃっているのである。トワイニングのちょっとランク上の奴やレディアールグレイなんかも試してみたが、なんか違う。それで彼女に頼んでみたわけだ。結果、私が美味しいと感じたモノはトワイニングに近い可能性が高い。
もう一つが、アールグレイは所詮フレーバーティだということ。香りづけは元の茶葉の力強さによるべきじゃないか。私は茶葉の味も香りも強いのが好きなんで、香りが勝ってるのとか茶葉が勝ってるのは違うと感じたようだ。あと、ベルガモットよりネロリが好きだということが今回判明した。


どれも飲んでみないとわからないことだったのでとても楽しく飲んだが、問題が一つ。
茶葉とポットの関係って淹れ慣れないとベストバランスがわからない。普段は自分では茶も入れない私にはもうさっぱり。その上ウィタードオブチェルシーの封を切ったところでポットを変えてしまった。何回淹れても美味しく入らなかったのはポットのせいかもしれない。淹れるのが下手なのでティーバッグのが相対的においしく感じた可能性すらある。


実は、細かくメモしておいた紙を失くし(ほぼ日手帳に書いておけよと自分でも思った)、空き袋に鼻突っ込んで「あ、この香りのはこういう味だった」と思い出しながら今回書いてみた。一つだけ思いだせないのが、どれか一つすごくウヴァっぽいのがあったこと。あまりアールグレイっぽくはなかったが、まあまあアールグレイ(何だまあまあって)でウヴァ。すごくいい。多分、ウィタードオブチェルシーを一回だけうまく淹れられた時の味だと思う。
淹れるたびにちゃんと重さと時間を測ってどのポットで入れたかもメモしておかないと、比較はできないと思う。


もし、しっかりウヴァでアールグレイ(それもネロリ)ってなお茶があれば、それが一番なのかもしれない。
でも何もかも好みにするとバランスが妙になるから、違うのかもしれない。
紅茶も深まるととんでもなく遠くに行ってしまいそうなので、早くストレート用とミルクティ用のスタンダードを見つけたいものだと思った。
あ〜、緑色の缶の奴はアールグレイじゃなかったけど美味しかったから、それでもいいのかな。


このエントリを書いてる間に紅茶占いを見つけたんで、貼っておく。
http://tea-for-life.net/break/index.html#
やみぃさん、誕生日おめでとう。