私と猫二匹と旦那

その時の趣味と時々シャウト。

玄関がきれいになった!その一

廃墟と間違えられたり「売って下さい」と張り紙をされたり庭に勝手に人が入ってきたりする我が家。
大まかな原因は三つ。

  • 手入れをしていなかったので空き地と間違えられている庭
  • 猫にやりたいようにやられている障子(諦めた)
  • ぶち割れている玄関タイル


で、散々庭師さんを探した揚句、結局ネットのご縁で来ていただけるようになった。今、庭きれいである。少なくとも人が住んでいないようには見えない。もうそろそろ雑草むしらなきゃな、と思うくらい。
次は玄関、と思っていたら「琉球石灰岩でならやりますよ」と庭師さんが。渡りに船?いやいやでも見積もりだけは他も取ろうと基本腹黒いワタクシ、色々調べている間に庭師さんが「勝手に見積もりました」メールをくれた。漆喰もやってくれるという。なんか、見積もりもすげー安い。見積もり間違ってないっすか?大丈夫ですか?というセリフは飲みこんで、3つ目の見積もりを取った時点で中も外も庭師Mさんにお願いすることに決定。下見に来るついでに椰子の枯れ葉持ってってくれたり好感度高し。(実際にはもっといろいろぐだぐだでした。私が。)


さて、下見。自分を甘く見ていた。見本の琉球石灰岩と一緒に「こんなのはどうですか」とソルンフォーフェン*1を見せてくれた。
…。選べない。
琉球石灰岩にはサンゴの化石が入っていて、ソルンフォーフェンにはしのぶ石*2が入ってる。
小一時間悩むが答えが出ない。
旦那はソルンフォーフェンを選び、Мさんもはつる量が少ないのでソルンフォーフェンがいいってことでやっと決定。琉球石灰岩も捨てがたかったが…。<まだぐるぐるしている


「はつる日は家にいない方がいいですよ」とのことで、二人して出かけた。工事の二人もいるし、天気も久々にいいし、猫もいるしと網戸にして行ったら大変なことに。
家の中はちゃんと養生してくれていたのに、開けた窓から粉じん降り積もりまくり。これから家をはつる人は、窓をしめた方がいいと思う。この掃除は実はまだ終わっていない。


で、21日に内側が仕上がった。(何でこんなにアップが遅れているかというとブラックライトで遊ぶのに忙しいから)
お披露目しよう。まず入って右側。

変なとこがあるの、お分かりだろうか。

端っことかにぽちぽち。

昨日の日記で光ってた青瑪瑙である。いきなり思いついて衝動買いしたのはこれがあったからである。家主の訳わからん衝動に見事答えてくれたМさんありがとう。はじっこにあるのは踏むと危ないからである。タンブルは外れたりもするらしい。
で、左側。

こちら側には靴箱兼飾棚が来る予定。そういうのも考えて上手く張られている。今は何もない状態を楽しんでいる。
んで、これが問題の(笑)しのぶ石。もっと見事なのが玄関ポーチにある。ふふふふふふh。

ああシアワセ。見るだけで幸せな石が玄関になってるなんて!それもめっちゃふわふわした要望でこんなに見事に仕上げてくれるなんて!
もちろん美しいのには理由がある。ちゃんとルールがあるのだ。ちょっと聞いただけで街歩きの時「あ、あれはダメじゃん」などと思うようになってしまうので、そういうのが御好きな方はМさんのとこをご覧になると楽しい。


ドイツから来たサンダルが、ドイツの石の上に鎮座。ポーチは漆喰が乾いてから写真を撮ろうと思う。

*1:頁岩質石灰岩、ドイツのソルンフォーフェン産。ドイツ語での意味は「四つの沼に怒りを沈める」だが、ドイツでは頁岩質石灰岩のことをソルンフォーフェンと呼ぶこともあるようだ。日本ではジュラストーンと呼ばれることもある。もちろんジュラ紀に堆積している。

*2:二酸化マンガン鉱が石の割れ目で成長したもの。シノブはシダ科の植物。苔とかシダとかの化石と間違えられた為に命名されたらしい。フラクタルがそそる。